診療科目MEDICAL

分子シャペロン治療

中枢神経に悪影響を与えている異常タンパク質を正常タンパク質に戻す治療です

  • 眼だけではなく全身を健康に
  • 痛んだ細胞を元の状態に修復
  • 副作用の心配なく長期投薬が可能

正常眼圧緑内障と加齢黄斑変性の発症原因にはタンパク質の分解異常と、それに伴う異常タンパク質の蓄積が主要因と考えています。異常タンパク質蓄積の元凶は「慢性炎症(局所性・全身性)」です。そのため、網膜神経節細胞の保護と再生のためには、眼という臓器の治療だけではなく、全身を健康にする必要があります。

タンパク質は、アミノ酸が直線状につながった高分子の“ひも”状になっています。タンパク質のひもは、上記図の左側のように「折りたたまれる」ことで立体構造となり機能します。ところが細胞内では、いろいろな要因で折りたたみにミスが起きると固まって集まります(凝集)。凝集すると異常なタンパク質になってしまうため、そうならないように折りたたみを助けているタンパク質が「分子シャペロン」なのです。
薬物療法では、この分子シャペロンを誘導する薬を内服することで、神経細胞が死滅する原因となる神経毒(異常タンパク質)を減少させ除去します。病気の原因をまずは除去しなければ、いくら神経細胞の再生治療を行なっても、また神経毒によって神経細胞が傷害されて死滅してしまいますので、この薬物療法によって、神経が十分に再生していけるような体内環境を整えます(正常に戻します)。

分子シャペロンの効果

神経毒(異常タンパク質)を神経の栄養素(正常タンパク質)に変換するリサイクルシステム

  • ① 異常タンバク質への形成抑制
  • ② 異常タンバク質の正常化(修復)
  • ③ アルツハイマー病や糖尿病なども改善

分子シャペロン 治療費用 [健廉保険の利かない自由診療です]

1ヶ月分12,000円(税別)

※詳しくは、当院の医師またはスタッフへご相談ください。